きっと何かが変わる(第21話)

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かげ@🦋和ませ隊🦋

8月9日

きっと何かが変わる(第21話)

みんな、久しぶり〜。 つぼだよ〜! 戸田っちが加入して3人になったつぼ達のバンド! 後はドラムとキーボードだけなんだけど、最近戸田っちの様子がおかしいんだ…。 滝川みうって子が何か気になってるみたいだけど、何があったのかな? …… ……… 戸田っちがみやっちからの質問を誤魔化そうとして誤魔化しきれないまま練習をして終了後、つぼとみやっちはまだ教室ではに残ってた。 柊「ねぇみやっち〜。さっき戸田っちが言ってた滝川みうって子なんだけど…」 都「なんや?気になるんか?」 柊「ピアノが上手いのに辞めたって話が気になってね。どうして辞めちゃったの?」 都「うーん…あんま人のプライベートな部分に踏み込みすぎるのもアカンねんけどな…。しゃあない、他言無用やで?」 柊「OK!分かってるよ」 そしてみやっちから聞いた滝川みうちゃんのピアノを辞めた理由なんだけど…うん、ここでは秘密だね。 柊「…そっか…そんなことが…」 都「当時は結構な騒ぎになっとったからな…。ウチも子供ながらにえらいことなんやって思ったもんや」 柊「でも、なんで戸田っちがみうちゃんを追いかけてるのかは分からないままだね」 都「せやなぁ…。また次来たときにジュンに聞いてみるか」 …… ……… 柊「滝川みう…か…。何か引っかかると思ったら、そういうことだったんだ…」 みやっちとも別れてすぐ、つぽはまだ帰らないで学校を歩いてた。 つぼは練習の後すぐ帰ることは少ない。 下校時間ギリギリまで残って、ロクスタやロクチューブに投稿できそうなものを探してるんだ。 柊「いつもならあんな話を聞いたら独占インタビュー!ってやってるけど、流石にねぇ…」 話を聞いたときはネタに使えるかもって思ったけど、みやっちに他言無用って言われたし、つぼも流石に流出させるには躊躇う内容だった。 そのことで頭がいっぱいなせいか、全く映えそうなネタが見つからない…。 柊「うーん…ヤバイ…。今日のネタどうしよう…。このまま見つけられないのはロクチューブ総合再生数1位の座が危うい…。あれ?一周しちゃってたのかぁ」 気づいたら空き教室の前に戻ってきてた。 うーん…これは深刻だ…。 もう少しだけ時間があるから歩こうと思ってたら、ふと近くの陶芸部の部室前になにか冊子が置いてあるのに気づいた。 柊「へぇ〜、陶芸部の去年の優秀作品集かぁ。どんなのがあるんだろ…。あ、この子いいかも!」 去年のってことは、主に現3年生と卒業した去年の3年生のが多いかなって思ったんだけど、その中で1人異彩を放ってる子がいた。 入部したばかりなのに、去年の先輩を差し置いて1年生でただ1人最も優秀な成績を残してる子…『村中陽菜』ちゃん。 この子は他の部員とは違うってつぼの中で何かが告げてる…! 柊「よし…!今年の学院生インタビュー記念すべき1人目はこの子に決まりだ!」 そうと決まれば善は急げだ。 インタビューの許可や諸々の準備のためにつぼは家路につくのだった。

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