考察時間4時間半　とりあえずまとめました。清書は新田さんに任せます

その日僕の中でなにか崩れる音がした
医師から余命宣告を受けたのだ。
家族は知っていたらしい
僕は唯々受け入れるしかなかった
今出来る治療は全てやったが、もうこれ以上手の施しようがない。
もうこのまま死んでも、構わないか…。

「早く死にたい…」
そう心の中だけで思ってる。
なのに「延命治療をしたい」と家族の希望で入院させられる。
副作用の影響でつらい日々を送っている。
「早く死にたい、でも死ねない。」
家族にはそのことが言えず生き続けている。
家族にそれを相談するわけでもなく、これ以上悲しませたくもない
もう医師に何を言われても動じることはないだろう。
だって、今この瞬間が幸せなのだから。

余命の日がだんだん近づいてくる
すると、だんだん症状が顕著に現れるようになった。
最初は症状は軽かったが、日に日に重くなり、ついには体が動かなくなっていた。
永遠に生きたいわけではないし、僕との思い出は家族の中に残るだろう。
だから、このまま死んだとしても、悔いはないだろう。

生きることは僕の未来。
僕の目指すもの。
見失ってしまったら前に進めない。
些細な変化すらも死の兆候ではないかと、
疑心暗鬼に陥る。
生きるとは未来のこと。
きっと生きられる。
生き続ければ治療法だってみつかるはず。
生きたいのか死にたいのかもわからず、
剰え死ぬ事実を知らされなく生きるほうが、
幸せなのかもしれない。

今、私の命は尽きました。
わたしはどこに行くんだろう…
また会えたのなら
死後の世界で思い出を語ろう。

「早く死にたい…」
そう心の中だけで思ってた。
なのに「延命治療をしたい」と家族の希望で入院させられたし、
薬の副作用の影響でつらい日々を送ってた。
「早く死にたい、でも死ねない。」
家族にはそのことが言えず生き続けてた。
家族にそれを相談するわけでもなく、これ以上悲しませたくもなかった
医師に何を言われても動じることもなかった。
だって、あの瞬間が幸せだったのだから。