このSSは…
ゲーム回続き
パロディアリ
塔子さんメイン
他の方のSSネタをお借りしています。
『導かれているとは言えないが、そう言った方が格好が良いので導かれし者。と、サブタイトルに書くけど、冷静に見たら運が良かったで済みそうな気がするのですが、本人が「絶対に導かれましたよ！」と言いそうなので、やっぱりこの回のサブタイトルは…【導かれし者】』
塔子「うーん……とりあえず、武器だよねぇ～……レベルアップも良いけど、武器がほしいし…💦」
皆と別れてから、塔子さんはとりあえず武器を買おうかと検討していました。
塔子「うーん、お金を手っ取り早く稼げるところ……あ！」
何かひらめいた塔子さん。
塔子「異世界(ゲーム)ドリームを夢見るなら、ここでしょ！！」
と言って、着いた場所は……
塔子「カジノだー！！」
……え？
いやいやいや、待ってください。
え？なんで…💦
塔子「ここにいるマモノ達を倒して、一攫千金だー！」
と言って、塔子さんカジノに殴り込み…💦
ちょ、待ってくださいそのさきは地獄ですよ…💦
2時間後……。
塔子「うぅ…💦お金無くなった～( ノД`)…」
まぁ…そりゃそうでしょうなぁ…💦
つぼみ「そろそろ下校時刻だよ～」
美鈴「もうそんな時間か…。」
桐「うーん。」
塔子「こ、このままでは皆さんに「塔子ってレベル上げもできないんだ～」なんて、バカにされてしまう…💦ど、どうしよう…💦」
桐「あ、私持って帰るね？」
塔子「なん……だと……。(の、乗るしかないこのビッグウェーブに！！)」
つぼみ「いいよ～……他には…」
塔子「私も持って帰ります！！」
つぼみ「え…あ、うん…💦」(勢いすごいなぁ…💦)
そんなことで……
桐生家　夜
はい、先ほどからパソコンとにらめっこをしているみたいです。
塔子「ぐぬぅ…やっぱりお金無いのはいたい…💦」
先ほど使ったので、満足に準備ができない塔子さん。
塔子「こうなったら、行けるとこまで行ってやります！」
そう言って、塔子さんマップ端の荒野に向けて走り始める。
荒野地帯　「地図から消えた村」
塔子「…こんな村、地図にはありませんでしたよ…💦」
そこは、かつて栄えていた村の跡地で、今では家が一軒建っているのみである。
塔子「ごめんくださーい」
おくさず中にはいる塔子、そこにはご老人が暖炉の前に座っていた。
ご老人「…旅のお方かな？」
塔子「…あ、はい…。」
ご老人「……何十年ぶりかの…旅のお方が来られるのは……」
塔子「前に誰か来たんですか？」
ご老人「昔…伝承にあった勇者様の一人がこの村に来ての、凶悪な魔物を封印していただいたんじゃ……じゃが、魔皇が復活してから封印が解けてな、村は寂れて地図から名が消え…今ではワシが一人で勇者様の武器を保管するだけになってしもうた。」
塔子「……武器…？おじいさん！武器あるんですか！？」
ご老人「あ、あぁ…💦勇者様の武器なら…」
塔子「ください！！」
ご老人「…お嬢ちゃんには使えんよ」
塔子「なんでですか！？やってみないとわかりませんよ！」
ご老人「鞘から抜けんのじゃよ…」
塔子「…へ？」
ご老人「戦おうにも、鞘から抜けんからのぉ…💦何か呪文みたいなんがいるんじゃろうか…💦」
そう言って、ご老人は一振の細剣を差し出す。
何の変哲の無い普通の細剣に見える。
ためしに塔子が抜こうとすると…
塔子「ぐぅ…ぬ、抜けないけど、何か認証みたいなのが必要なのかな…💦」
ご老人「じゃから、あきらめて…」
ドカン！！
ご老人が言い終わる前に、突然家の壁が壊れてかなりいかつい魔物が現れる。
塔子「なっ…！おじいちゃん、借りるよ！！」
ご老人「じゃが、それは…💦」
塔子「大丈夫！なんとかなるよ！！」
塔子は再び、細剣に手を掛ける。すると、頭に文言が浮かんでくる…。
塔子「……十一拘束(シール・イレブン)、円卓議決開始(ディシジョン・スタート)！」
１　共に戦う者は皆仲間(友人)である　
　　　承認
２　是は笑顔を勝ち取るための戦いである　
　　　承認
３　是は鳥達を助けるための戦いである　
　　　承認
４　是は楽しく生きるための戦いである　
　　　承認
５　是は願いを叶えるための戦いである　
　　　承認
６　是は自由の為の戦いである　
　　　承認
７　是は運動不足を解消するための戦いである
　　　承認
８　是は映えるための戦いである
　　　承認
９　是は遊んで暮らすために必要な戦いである
　　　承認
10　是は清く正しい戦いである
　　　承認
塔子「是は…理想に近づく為の戦いである…！【約束された壁壊細剣】！！」
塔子は鞘から抜いた細剣で魔物にめがけて突きを放つ。すると、魔力から変換された指向性エネルギーが魔物をのみ込み、一瞬で消滅させた。
ご老人「な、なんと…💦」
塔子「やった、倒した！！」
細剣を鞘におさめる。攻撃を放つさいに、雷を纏った犬がいたような気がしたが、気のせいだろう。
ご老人「ありがとうお嬢ちゃん。助かったよ……その細剣はお嬢ちゃんにあげよう。」
塔子「やったー！これで皆に笑われなくて済むぞ～🎶」
こうして、塔子さんは武器を獲得。
次の日、自信満々にみんなに自慢したのだが、防具を買っていなかったのでみんなに笑われたが、一緒に選んだのであった。
おしまい