MayGuy's！
藤間桜です。
前回は図書館で連休中の課題を終わらせた私達…とはいっても、ほとんどニコルちゃんのお手伝いになっちゃったけど。
残りのお休みは3人で遊びに行ったりもしたの。
そんな中のある1日をどうぞ！
…
……
………
桜「みうちゃんのお家に？」
み「う、うん…。お母さんが一度2人に会ってみたいって…」
GWも残り1日、明日はどうするか話してると、みうちゃんからそう切り出してきたの。
ニ「お母さま…ね」
桜「私、行ってみたい！」
ニコルちゃんはなにか思うところがあるのか、少し変な顔をしてたけど、みうちゃんのお家に行くのに反対じゃなかったみたいで、明日はお家訪問になりました！
…
……
………
桜「おはよっ、ニコルちゃん」
ニ「おはよう、藤間さん。朝から元気ね」
桜「それはそうだよ。初めてみうちゃんのお家に行くんだよ？」
ニ「人様の家なんだから、あんまり騒がないようにしなさいよ？」
翌日の朝、私とニコルちゃんはみうちゃんから教えてもらった近くのコンビニの前で待ち合わせ。
そこからはみうちゃんが案内してくれるから、あとは来るまで待つだけだね。
…はぁ…日本に来て、初めて友達の家に行くから緊張するなぁ…。
ニ「貴女らしくないわね。そんなにソワソワしちゃって。実は緊張してるの？」
桜「ふぇ!?そそそ、そんな事ないよ〜？」
ニ「思いっきり図星じゃない…。まぁ無理に隠そうとしなくても、いつも通りでいいんじゃないかしら？」
桜「ホントに大丈夫かなぁ…？」
ニ「いつもの根拠のない自身はどこにいったのよ…。ほら、滝川さん来たわよ」
み「2人とも…おはよう」
ニコルちゃんに緊張してるのが見破られちゃったけど、深呼吸をして落ち着こうとしてたらみうちゃんが来ちゃった。
私の様子を見て首を傾げてたけど、ニコルちゃんに気にしないでって言われてそのまま案内されるままにみうちゃんのお家につきました。
桜「Wow！ここがみうちゃんのお家？団地って言うんだっけ？まるでモンスターハウスだね！」
ニ「…もう少し落ち着きなさい、恥ずかしい」
み「あ、あはは…。ここが私の住んでるお部屋。…えっと…どうぞ」
ニ「お邪魔します」
桜「おじゃましまーす！」
連れられて歩くこと数分、見えてきたのは沢山のアパートが並んでる団地！
こんなに沢山あるのはアメリカじゃ見たことないからはしゃいじゃった。
みうちゃんが案内してくれたのはその中のアパートの最上階。
促されるままに中に入ると…
は「ねぇね、おかえり！…このおねえちゃんたちは？」
み「ただいま、はる。2人は昨日お家に来るって話したお姉さんだよ。ほら、挨拶して？」
は「はじめまして。たきがわはるです」
桜「みうちゃんの妹さん！はるちゃん、初めまして、藤間桜です」
ニ「斎藤ニコルです。よろしくね」
みうちゃんの妹！
しかも可愛い！
はるちゃんに手を引かれながら、私とニコルちゃんはみうちゃんのお家に入るのでした。