88期　佐藤麗華編
　「検事物語・大阪」
私は佐藤麗華、検事をやっているわ
今は緊急事態よ・・被疑者が言った言葉に
大阪とあるわ・・到着、1号車・・
何かわ分からないけど・・何とかしないとね・・
 
大阪駅
麗　華：上司が府警に頼んでくれるみたいだけど
間に合わないわ・・
被疑者は裁きがくだるって言ってたけど
どういう事かしら・・
１号車を狙っているという事だけど・・
ありそうなことは爆発かしら・・
到着時間にホームが爆発・・
被疑者が京都駅出発時間を気にしていたという事は・・
あっ・・電話みたいね・・「佐藤です」
 
府　警：私は府警のあなたの上司の同期の警視正だ
状況を教えてくれ
 
麗　華：大阪駅1号車停車位置付近に何かあると思うわ
爆発でしょうか・・
 
府　警：直ぐ爆発物処理班を向かわせるあと・・
化学薬品の専門チームもおくる・・
佐藤検事、無理はするな・・到着を待て、以上だ
 
麗　華：そう言っても待つわけには・・
 
ホーム
「このホームに到着予定のトワイライトエクスプレスは
10分遅れが生じておりますご迷惑をお掛けしますが
しばらくお待ちください」
 
麗　華：少し遅れが出たみたいね・・いろいろあったし
仕方ない事だけど・・しかけは時限式ではないのかしら
ボタン式なの・・被疑者がタイミングを見て・・
ゴミ箱に何かあるのかしら・・それとも自動販売機・・
ベンチの下にスーツケースが置いてあるわ・・
爆弾・・勝手に調べてもいいのかしら・・
 
アナウンス
「お待たせしました、まもなくこのホームにトワイライトエクスプレス
が到着します。この列車はこの駅止まりですのでご乗車できません」
 
麗　華：駅員いって1号車付近に客が入らないようにお願い
するしかないわね・・
 
駅　員：こちらには入らないでください・・
 
麗　華：後ろの方でお待ちください・・
あっ・・府警が到着したわ・・
 
おしまい
 